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甘凌情報収集&創作ノート

卓氏

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逍遥津の戦いでボロボロになった凌統を卓氏(薬の名前としてだけでなくその時代実在の人物として登場)が治療する話とか描きたいな〜。言うだけならタダ…

見舞いに来た甘寧が卓氏に「あなたがいると彼の傷に障ります」とか言ってつまみ出されてればいい…。そんなことしたら甘寧、「この庸医(ヤブ医者)が!」って怒り出しそうですね。

三国志の医者といえばご存知、華佗ですね。彼は有名ですが、歴史に名を刻むことができなかった医者はきっと多かったはずです。当時は医者が冷遇されていたという話ですので、その辺りが関係しているのでしょうか。

舞台は全く違うものの、手塚治虫火の鳥』の黎明編でも、医者が見くびられている描写があります。呪術を重んじ医術を軽んじた時代という風に描かれていました。今となっては多くの人にありがたがられる、まさになくてはならない職業ですので、この感覚にはなかなか馴染めそうにありません。医者の地位が見直されて来たのっていつ頃からなんでしょうね…。

そんな流れで、卑しい身分の者(卓氏)が凌統に密着して世話してるのが気に入らない甘寧のやきもきなんてのがあったらいいな〜と思います。間に挟んですまない卓氏。