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甘凌情報収集&創作ノート

メモ――夏口の戦い203

建安八年、孫権は西に軍を動かして黄祖を伐った。その水軍は打ち破ったが、まだ城(まち)を落すことができずにいるうちに、山岳地帯の不服住民たちがまた動きを示した。〔そのため〕軍を還(めぐ)らせて豫章まで来ると、呂範を遣わして鄱陽を平定させ、程普には楽安を討たせ、太史慈には海昏を治めさせ、韓当周泰呂蒙らを政情不安定な諸県の令や長に任じた。
陳寿(1993)『正史 三国志 6』小南一郎訳,筑摩書房,p. 75.)